Group A Match1

Match 1-Group A - 11 June 2010 15:00 - Soccer City Stadium - Johannesburg


South Africa 1 - 1 Mexico
RSA-Siphiwe TSHABALALA (55')
MEX-Rafael MARQUEZ (79')


Referee Ravshan Irmatov (UZB)


South Africa

16 Itumeleng Khune
2 Siboniso Gaxa
4 Aaron Mokoena (C)
8 Siphiwe Tshabalala
9 Katlego Mphela
10 Steven Pienaar (⇔17 Bernard Parker 83')
11 Teko Modise
12 Reneilwe Letsholonyane
13 Kagisho Dikgacoi
15 Lucas Thwala (⇔3 Tsepo Masilela 46'HT)
20 Bongani Khumalo

SUBS NOT USED

1 Moneeb JOSEPHS
5 Anele NGCONGCA
6 MacBeth SIBAYA
7 Lance DAVIDS
14 Matthew BOOTH
18 Siyabonga NOMVETHE
19 Surprise MORIRI
21 Siyabonga SANGWENI
22 Shu-Aib WALTERS
23 Thanduyise KHUBONI


Mexico

1 〓scar P〓rez
2 Francisco Rodr〓guez
3 Carlos Salcido
4 Rafael M〓rquez
5 Ricardo Osorio
6 Gerardo Torrado (C)
9 Guillermo Franco (⇔14 Javier Hern〓ndez 73')
11 Carlos Vela (⇔10 Cuauht〓moc Blanco 69')
12 Paul Aguilar(⇔18 Andr〓s Guardado 55')
16 Efra〓n Ju〓rez
17 Giovani dos Santos

SUBS NOT USED

23 Luis Ernesto Michel (GK)
13 Guillermo Ochoa (GK)
7 Pablo Barrera
8 Israel Castro
15 H〓ctor Moreno
19 Jonny Magall〓n
20 Jorge Torres
21 Adolfo Bautista
22 Alberto Medina


長い。ここまで書くのに何分かけたんだろう。ベンチ多すぎである。そんなことは置いといて、待ってました開幕戦、ですね。4年に1回1ヶ月間のお祭りです。開幕のカードは御存知の通り開催国の南アとメキシコ。
南アはやっぱりピーナールに注目が集まるんでしょうね。ベンゲルも褒めてたし。メキシコはガナファンとしてはヴェラに頑張ってほしいところだけど個人的にはエルナンデスくんが大好きです。イケメン美味しいです。

南アのスタメンにはマシレラがいない。白人のCBもいない。そしてメキシコのスタメンにはエルナンデスがいない・・・。泣きました。
まあ、開幕戦がドス・サントス、ヴェラ、エルナンデスっていう3トップだったら怖いわな。ってことでフランコにお鉢が回ってきました。ブランコはスーパーサブですか。ていうかまだいたのか。


試合序盤はメキシコペース。というより南アが撹乱されていた。それもそのはず選手登録のポジションだけみればメキシコは6-1-3っていう意味不明なシステムなんだもん。正確には4-4-2とみせかけて3-4-3だったり3-5-2だったり。つまりなんでもあり。メキシコの戦術の幅はとにかくすごい。南アもはじめはかなり手こずっていたし目に見えて混乱してました。システムの舵取りをするのは皇帝ラファエル・マルケス。ディフェンスラインに入ったり出たりすることで上手くバランスをとっていた。カバーリングもして組み立てもして、まさに皇帝。
トップはドス・サントスとヴェラがシャドーに入ったりウィングとして外に張り付いたり、そこからフランコに球を収めてって感じ。ヴェラとドス・サントスの2人はかなり自由に動くことを許されていたようで。その自由を謳歌していたのはドス・サントスだけでヴェラはそこまで関われていなかったけれども。ドス・サントスは評価を上げたでしょう。今はガラタサライにいるらしい。なんかロナウヂーニョみたいだった。
メキシコの3トップは基本的には守備には加わらない。このご時世に珍しいものを見た気がしました。

右サイドを任されたアギラールドス・サントスが中に絞ることによって作られたスペースを突いてアタックって場面がたくさんあったようにメキシコはボールメイクもチャンスメイクも上手くやれていました。必要な場所に的確に人置いて常に数的優勢を確保するサッカーは機能していた。ほんとに状況に応じたポジショニングの良さは出場国の中でもダントツだと思う。戦術理解がすごく高い。

でも点はとれなかった。なぜ!

理由は多彩なはずのメキシコの攻撃が思わぬ形で狭められたことにあります。ロングボールが想定外に伸びたんです。サイドチェンジはメキシコの有効な攻めにひとつになるはずでした。細かくつなぐだけがメキシコではない。ロングボールぼんぼん作戦もあるのだ!!って感じでサイドチェンジのパスを出しまくるのだけどことごとくラインを割っていました。そしていつの間にか全然サイドチェンジしなくなった。

となるとメキシコは自陣からのビルドアップに攻撃を託すしかない。仕方ないので限られた中で攻めるのだけど南アもそんな攻撃なら守りやすいよってことで。CBはフランコを徹底的に潰してフランコにボールが収まらないようにしていた。メキシコとしてはフランコにボールが収まらないなら仕方ないから自分で凸るしかない作戦。でもドス・サントスのドリブルしか効いてなかった。ヴェラはもっとやれる子だと思ったんだけど。緊張してたんでしょうかね。

あとはメキシコの攻撃スピードが非常にノロかった。南アはメキシコのディフェンス陣を比較的自由にする作戦をとったのでボールを回すのは楽だったはず。しかし効果的にサイドチェンジを行えないこともありなんとなく停滞してましたね。
SBがガンガン上がっちゃうからマルケスの推進力をうまく使えなかったのももったいなかった。


さてさてその南アですね。
前述した通りメキシコの意味不明なポジショニングに翻弄されたこともあり最初のうちはかなりひどかったですね。最初の10分で失点しなかったのはたぶん運です。ワールドカップ開催国は開幕戦で負けないジンクス効果です。
が、そんな中でもたまにはボールが奪えたりするもので。奪ったあとの超速カウンターは見ものでした。で、カウンターを繰り返すうちに気づいたんだろうね。もしくは最初からしっていたのか。
あれ?メキシコの戻りけっこう遅くね?攻撃だと数的優勢つくるのすごいうまいけどそのぶんディフェンスになると数が足りなくなるのをカバーしきれてないぞと。
そうして南アは試合中に対メキシコ用のディフェンスを確立していきました。基本はリトリート。後半の途中から若干変わったけどまあそれは疲れもあるし仕方ないかなっていう。
南アの作戦はまずはディフェンスラインまではプレスをかけないこと。つまりセンターサークルを越えてくるくらいまではおびき寄せること。FWが第一陣としてセンターサークル付近をケアする。後ろは5-3でディフェンス。バイタルあたりにとにかく人を集結させてみんなでハイエナ作戦でボールを奪い取る。奪い取ったらピーナールに預けて足の早い選手を走らせるパス&ゴー!ただDF裏にロングボールぼんぼんっていうのはあんまりなかった気がする。メキシコ相手には効きそうなもんだけども。点をとったシーンは裏への長いボールだっけど。

南アの攻撃陣もなかなか良かった。ムペラは見てられなかったけども。チャバララはワールドカップ終わったらヨーロッパに行くだろうね。
ピーナールにボールを預けてサイドを駆け上がるって姿勢が徹底されてて少ない人数、3人か4人で最後まで持っていける速攻は見事だった。


んで、試合はといえばメキシコはサイドアタックに全てをかけるが、南アは待ってましたと言わんばかりに5-3でブロック形成してバイタルあたりでひたすら潰す。傍から見ていたらメキシコが攻めているようにみえるけども実際は南アが攻めさせてるんだよってことで。んで奪ったボールを前へ前へ。これを繰り返してればいつか点はとれるでしょーメキシコは前がかり気味だし。

そして南アが先制と。このシーンでは南アが綺麗にディアゴナーレを作りメキシコは南アの守備ブロックの前で横パスをつなぐことしかできなくなっていた。業を煮やしたマルケスさんがドス・サントスに縦パス、でも南アのチェックがきいているのでドス・サントスは万全の状態でボールを受けることができなかった。ボールはパスを出したマルケスの方へ跳ねるがそれをカットしたのがピーナール。カットしたボールから2人経由して左サイドのチャバララへ。チャバララは素晴らしいシュートでしたね。無回転でさらにあのコース。もう一度打てといっても無理でしょう。

メキシコはずるずるいくかなーと思ったんだけどそこは経験があるね。なんとか立てなおそうと必死の交代策を打ちます。アギラールからグアルダード。アイドル登場です。時間的にこれは前から予定されていた交代なのかもしれないけど。そういえば南アも左SBを後半の頭から交代させていた。めちゃめちゃ足速い人だったけどドス・サントスを封じるためにいれたのかな。
グアルダードはサイドに陣取るわけだけども特に効果はなく。南アのカウンターは炸裂しまくった。後半25分のドリブルで上がってきたガカのパスを受けたモディセが追加点のチャンスを迎えたシーンとか。しかし先程の失点の戦犯といってもいいマルケスが粘る粘る。高いディフェンスラインを維持しながらの統率は見事だった。
その後アギーレはヴェラとブランコ、フランコエルナンデスを交代させる。これが奏功するわけです。グアルダードひとりではどうしようもなかったけれども仲間がいれば違うよねってことで。グアルダードはポジションをセンターにうつし、ブランコが左に右に散ってグアルダードが運ぶボールを受ける受けまくる。ギャップを突くのがうますぎるよオッサン。みんな苦労していた浮き球を扱うのも上手かったですしね。

そんなこんなで攻めていくメキシコ。縦に細かく繋ぐのを諦めたメキシコはブランコに預けてそこからのアイディア待ちにスタイルチェンジ。左のアーリークロスからのCK獲得。マルケスがここぞとばかりに前凸!がしかしショートコーナーで上がり損。かと思いきやバックパスで南アがディフェンスラインを上げたところで再度グアルダードアーリークロスオフサイドトラップをミスしたね。マルケス他3人がどフリーで中で待ってた。1対1を冷静に決めたマルケスも見事。
あのシーンで上手くオフサイドトラップが決まらなかった理由は皮肉にもそれまで機能していた5-3のバックラインが原因だと思われますね。この5-3のブロックは非常に機能していたのだけど、このときは5バックでオフサイドトラップを仕掛けたため、4バックの様にスムーズにオフサイドトラップを仕掛け切れなかったわけですよ。こういうことになるからサッカーは難しい。

そしてこの失点によって南アはDFラインと中盤で連動性が取れなくなりました。ただでさえ疲労がたまってるのに、中盤が奪いに行ってもDFラインが連動できずに、中盤とDFラインの間にスペースが出来てしまいます。そこを上手くつかうのがブランコ。エルナンデスに決定的なパスを出しますが当のエルナンデスはチャンスを掴みきれませんでしたね。まだまだ若いな。イケメンがんばれ。

メキシコの選手も相当つかれていたみたいでこのころになるとゆるゆる。びよーんびよんに間延び。オープンな打ち合いとなりました。最大のチャンスはポスト直撃のシーンですかね。ロングボールのカウンターで上手くシュートまで持ち込んだんですけどね。



試合は1-1の引き分けで終了。
ワールドカップの開幕戦にふさわしい好ゲームだったんじゃないでしょうか。
南アが見せた引いて相手を待ち受ける作戦は力の劣るチームが多く採用するんじゃないでしょうかね。当然日本もその道探ってる的な報道がされていますよね。
メキシコに足りなかったのはボールを運ぶスピードの正確なサイドチェンジだけだったのでそこらへんが上手く行けば破壊できそうな作戦ではありますけども。

しかし南アフリカは記念参加ってわけじゃなかったんですね。7ヶ月前に日本と対戦したときよりは確実に進化していました。どうだろうねー。突破できるかなあ。



ウルグアイ×フランスも見ましたけどもマッチレポかくかはわかりませーん。

GLの予想。

ではではちゃっちゃとやっていきましょうかね。開幕まで時間はないぞ、と。


■グループA
・SouthAfrica France Mexico Uruguay

 1位フランス2位メキシコ。前回準優勝国と第一回優勝国が同居することになったA組ですけれども。順当な予想でごめんなさいー。本当はフランス落としてウルグアイだった。しかし個人的にフランス代表がすきなので(ryってわけではなく根拠はちゃんとありますよ。
 中国にまで完封負けしたフランス。もうどうしようもねーんじゃないのかコイツらっていう僕の個人的評価を覆したのは、一番どうしようもねーヤツのレッテルを貼っておいたドメネク監督自身でした。ラサナの離脱によりシステム変更があった。そのついでと言っちゃ何だがアンリをレギュラーメンバーから外した。代わりに入れたのがアネルカ。これはデカい。今のフランス代表で違いを生み出せそうなのはリベリーアネルカくらいなもんである。そのアネルカさんを前線の軸に置いたのは本当に大きい。ついでに同じチェルシーの同僚で進化を遂げたマルダ。前回は左で出場できたけど今回は前回から立場逆転のリベリーさんが左にいるので右でしか出番がなさそう。しかし十分戦力になるよんってことで。ただ単純に個々の力も一番かなっていうのもある。

 で、対抗にメキシコです。ウルグアイでもいいんだけど。両チームの対戦が最終戦っていうのもなんとも言えませんねえ。ただ高地っていうのはメキシコにとってはハンデというよりはむしろアドバンテージになりますし。連続KOステージ進出記録も伸びるんじゃないでしょうか。最終的には南アフリカ相手に何点とれるかってのが勝負になるかもしれませんね。
 前線のユニットだけで言えばウルグアイがグループ最強だと思うんですが、たぶん4-3でひきこもってスアレス×フォルラン×あと誰か(ウルグアイ知らない)の3トップで一撃必殺カウンターだと思うんですよ。そう考えるとディフェンスユニットをしらないのでなんとも言えませんが、フランス、メキシコを相手にひきこもれるだけの守備力があるとは思えないんですよね。

 なんだかんだ言ってさほどレベルは高くないもののここが一番死のグループな気もしますね。全く触れなかった南アフリカですけども彼らがこのグループのキーになることも確かです。2試合をなんとか乗り切ってフランスが突破決めてればあるいは・・ってのも考えられなくはない。むしろFIFAの、というよりはブラッターの大人の都合で南アフリカが謎の突破をしそうな気もする。


■グループB
・Argentina Nigeria SouthKorea Greece

 1位アルヘンティーナ2位ナイジェリア。なんといってもマラドーナ。こいつ次第って気もする。グループリーグのメンツ的にも踏み台にして未完成のチームが一気に成熟、なんて十分ありえそう。スカッドは意味不明。守備と攻撃を完全に分断したスタイルで挑むらしい。CBが4人って何事だ。まあ、それでも勝てると思う。むしろ僕としてはかねがねトップをミリート、メッシ、イグアインの3トップにしてひきこもりからの超特急カウンターをおすすめしてきたこともあって、むしろ見てみたかったスタイルではある。でもミリートは使ってもらえてないみたい。悲しい。
 最初の3人は上記のメンバーで相手の足が止まってきた頃にアグエロ投入なんて鬼畜プレイが楽しめるのになぜマラドンはやらないんだろう!テベっさんは前プレしたいときにいれればよかろう。パレルモはよくわかんない。いらないと思うよ。個人的な希望としてはディエゴ・ペロッティが見たかったな。カンビアッソサネッティが外れたのも残念ですね。でもベロンはいるんだよね。僕はリケルメが残ってると思ってたんだけど。そういえばツイッターアイマールなんて懐かしい名前も見たな。

 アルゼンチンの話が長くなりました。2位ですね。正直どこもそんな差はないと思う。アフリカだからナイジェリアって感じ。ならなんで南アフリカを外した・・・ってのは聞こえない聞こえない。でもミケルがいないのは辛いね。韓国は史上最強らしい。日本も二人のパクの前に散った。しかーししかし。韓国は残念ながら個々で守るのが非常にヘタなんです。ゾーンはハンパないけどね。そこでスーパーイーグルスですよ。オバオバやヤクブですよ。ウタカですよ。一対一の場面でナイジェリアが勝ち、ついでに試合でもナイジェリアが勝つっていう予想。つまり直接対決によって雌雄が決すると予想します。最終節だね。

 ギリシアはあれですね。金融問題で揺れているわけです。代表チームも何か影響あるのかな。まあユーロが落ちてくれるのは移籍金とかの関係でイングランドのチームにとってはとってもおいしい話ではある。
 で、ギリシア代表ですけどもアルゼンチンを除いた3チームの中では一番実績があるかな。堅守がウリでした。でした。今では見る影もございません。なんでこんな失点増えたの。堅守をウリにしてたチームなのに堅守じゃなくなったら勝てるわけないじゃんってことで。ゲカスに期待しましょうか。


■グループC
・England USA Algeria Slovenia

 1位イングランド2位スロベニアイングランドは堅い。僕は優勝候補だとさえ思う。別に出身だから贔屓してるっていうわけではなくね。リオが離脱したしルーニーはまたやらかしたらしい。それでも優勝候補でござる。リオに関しては日本代表戦でだめだと思いましたしね。岡崎相手にあれじゃあね。むしろ怪我してよかったんじゃないかな。イングランド的にはね。代役は大丈夫でしょう。カペッロが外すとは思えない。バリーは帰ってくるのでしょうか。

 対抗はスロベニア。これは完全にロシア戦を見たから。あれ見てなかったらアメリカだったろうな。アメリカにも可能性はあると思いますよ。むしろスロベニアは僕の願望的なものがあるのでふつうに考えたらアメリカかと思いますね。でもアメリカは初戦がイングランドなんだもんね。もしアメリカがイングランドに勝つようなことがあればそのまま突破すると思う。スペインを撃破したひたすら走り続けるサッカーはどう進化したのかも楽しみだね。
 スロベニアノヴァコヴィッチが注目されてるみたいだけどコレンですよ。コレンに注目です。ロシアを破ったスタメンがそのまま使えるならかなり上までいける気がする。組み合わせもいいしね。最初がアルジェリアで最後にイングランドっていう。

 アルジェリアなんといってもエジプトとのプレーオフ。いろいろと大変でしたね。あとは知りません。ジアニはいるらしいがメグニはいないらしい。たぶんだめじゃないかな。うん。
 組み合わせに恵まれたスロベニアか、スポーツ王国アメリカがサッカーの母国を乗り越えることができるか。


■グループD
・Germany Australia Serbia Ghana

 1位ドイツ2位セルビア。死の組。ワールドカップでは強豪国の悲劇、ってのが見物だったりする。今大会はそれがドイツになるかもしれないですよ。バラックが抜けたのは痛い。それでもなんだかんだドイツである。ワールドカップのドイツである。ボランチはおそらくシュバインシュタイガーケディラになるんでしょうね。正直バラックよりも恐ろしい気がする。特にシュバイニーのボランチは昨シーズンの最大の発見といっても過言じゃないと思います。ミュラーエジル、マリン、クロースも常にだれか出場してることになると思う。みんな21歳以下。いつのまにか若いチームになってた。キャプテンもラームだし。マジかよ。悲劇に見舞われるかもしれないし、大会中に化けるかもしれない。そんなチーム。個人的にはエジルに注目。っていうか好きなだけです、はい。

 対抗、っていうかべつに残りのチームが1位になってもなんら不思議ではないのだけど。セルビア、ガーナ、オーストラリア。ガチムチですね。こういう所ではなんとなくセルビアが抜けそうな気がするんだ。ガーナはエシエンの離脱が本当に痛いね。呪われすぎチェルシー。でもアディアーはけっこう楽しみだよ。セルビアはガーナ、ドイツの順に当たる。連勝したらおもしろい。ビディッチとストイコビッチがどれくらいフィットできることができるかな。なにげにユニフォームのデザインも好き。

 オーストラリアは確かに好調だけれども前回大会からのスケールダウンは否めない。1トップがケネディでいいのかよっていう。
 ケーヒルが爆発しちゃえば別だけどね。ドイツがフィジカル的に一番劣る組ってのもなかなか見れないし面白いと思います。でもどこのチームも絶対的なFWがいないのが残念ですね。


■グループE
・Netherlands Denmark Cameroon Japan

 1位オランダ2位デンマーク。正直オランダはかなりあやしい。でも残りの2つもかなりあやしい(笑)。
なんといってもオランダはディフェンスがクズすぎる。以上終わり、でいいくらい。でもデンマークを除いた残りの2チームがオランダ相手に攻め込めるかどうか。オランダのディフェンス以上にカメルーンと日本があやしいのが悲しいところ。しかし岡ちゃんがトチ狂ってるので何を起こすかわからない。もうやけっぱち打ってくるかもしれない。いや、打ってきたところでそれが効くがどうかもあやしいわけだけど。

 日本としては1試合目のカメルーン戦に勝てないとおわりだね。カメルーンはルグエンがキーだね。エトオを右で起用なんてことしてくれちゃったらかなり勝てる確立が上がると思う。オランダはロビン、スナイデルロッベンが引っ張ってVDVが控えるスカッドが恐ろしい。怖すぎる。でも早速ガラスのハゲが壊れた。この先もなんか自滅していきそうな気がする。エリアがみたいな。
 デンマークは我らがパンツ王子がやってくれるでしょう。っていうか中盤から後ろが一番しっかりしていると思う。日本も悪くはないと思うのだけど、田中さんが方向音痴すぎてヤバイ。オランダは2位突破は絶対に嫌だろう、KOラウンドの初戦がイタリアになる可能性が高いからね。デンマーク戦で勝ち点とれなかったら日本はサンドバッグかもしれないな。


■グループF
・Italy New Zealand Slovakia Paraguay

 1位イタリア2位パラグアイ。なんかつまんねー組ですね。っていうのは何もしらないからだけど。イタリアさんは毎回スロースターターなのでパラグアイが上にくるかもしれないですね。そしたらオランダとだね。イタリアがつまんない一番の理由はファンタジスタがいないこと。イタリアがカテナチオでも許されたのはファンタジスタがいたからだろう。デル・ピエロもいない。トッティもいない。カッサーノも呼ばなかった。あーあつまんない。老朽化もひどいんです。ザンブロッタカモラネージカンナバーロ。他の国なら隠居してる。ディナターレさんに期待ですがこのひともおじさんです。ついでにピルロも怪我したらしい。デロッシが覚醒するか。

 2位はとりあえずパラグアイスロバキアが絡んでくるのでしょう。ニュージーから何点取れるかな。そういう勝負になりそうだ。バリオスさんに期待してます。スロバキアハムシクに期待したいけどカメルーン戦見る限り攻撃にタレントがいるパラグアイのほうが有利なんじゃないかと思いました。


■グループG
・Brazil Portugal Ivory Coast Korea DPR

 1位ブラジル2位コートジボワール。デコが機能せずにドログバさんが奇跡の復活ストーリー。ブラジルはなにも言う事ありません。ドゥンガがどれだけ自分の道を邁進出来るか。不安はカカーですね。
コートジボワールが初戦のブラジル戦で波乱を起こせばわからなくなるけどドログバはまだ帰ってないだろうしね。ポルトガルメイレレスがキーかな。いや、デコが本物の鍵だけど。ナニがいなくなって選択肢が狭まった。ロナウドさんはいつもの調子だろう。シモンはダメかと。

 北朝鮮はおもしろいですね。5バックのリトリートサッカーがどれだけ通用するんだろうか。シュートを防ぎまくる姿がみたいです。鄭大世も1点くらいはとるでしょうね。


■グループH
・Spain Switzerland Chile Honduras

 1位チリ2位スペイン。めずらしく優勝候補本命のスペイン。残念ながらこの組は日程が厳しい。
本当はスペインを落としたいところです。でもそんな勇気はないです。なのでせめて2位にしてみました。ビエルサ監督のハイプレスチリが2位。高所ってのもプラスかと。

 スペインもハゲが脱落したらしいですね。ユーティリティのイニエスタが怪我ってのは地味に痛いと思います。チリとスイスはスペインを十分研究して勝負をしかけてくるでしょう。スペインはそれにどう応えるのか。セナがいないってにも個人的にはマイナスポイントですね。

 スイスとチリですけども、4年前ほど堅守とは言えないスイスに対してビエルサ監督ですよ。本田△のチームメイトのゴンサレススアソとタレントもなかなかそろってます。スアソといえばホンジュラスにもいますね。パラシオスとかもいるしなかなか粒ぞろいかな、とか思うんですけどもまあこの組じゃだめかなって感じですね。ホンジュラスは。





予想してみたものの最後のほうがひどいですね。しょうがないです。開幕がもうすぐなんだもん。
なんだかんだいって好きなチームはスペインとフランスです。応援してますし頑張ってほしいです。が、楽しい試合がたくさんみたいですね。

なんだかんだいってアフリカの地ってのはあんまり考慮しなかったですね。仕方ないよ。広いんだもん。


優勝候補はイングランド。次点にブラジル。



お祭りですよ!!ひゃっはー!!楽しみましょう!


【おわり】

更新が滞っていてすいません。

誰に謝ってるんだ。


引越してからネットの状態が良くなくて、全然繋がらないんですよ。


無線LANだからかなー。


とりあえずジュルーやばいですね。
いろいろとイングランドが標的になっている時期に人が欠けるのはまずい。
アンカーにソング固定なのでね。人が足りてませんよね。やっぱりアンカーの獲得を見送ったのは痛かった。


フレディは来ないでしょう。なんとなく。


ではでは。早いとこ完全復帰したい。
日本代表はベスト4とか自虐にしか聞こえてこない。
運動量はあるんだ、的なことを言われていますが論外。本田は冷やかしに来ただけですか。スナイデルお大事に。


W杯出場が決まったガーナとの対戦で大体わかるかな。

vsEverton(A)

とりあえず、ちゃっちゃと書いてしまおう。

アーセナルのスタメンは

アルムニア
サニャ
ギャラス
フェルマーレン
クリシー
デニウソン
ソング
セスク
アルシャフィン
ファンペルシ
ベントナー

やっぱり4-4-3なのね。
ここで我々がアーセナルに与える問いとしては、1年経ってもなにも変わらないフラミニの代わり。さらに今シーズン増えた問いとしてコロとアデの代わり。
開幕戦から見る今期のアーセナルが用意してきた解答をちょっとずつ紐解いていこうかと。



まずはフラミニのところから。
ここは簡単に言ってしまえば、質より量。優秀な1人のCHを獲得するのではなく中央にドッと人数を集めることでフィルターしてしまおうと。
時間をかけさせれば守りきれるよっていう自信の表れでもあったりする。

これまでのアーセナルの基本システムは4−4−2。でも最近は4-5-1とか4-4-1-1の一撃必殺カウンターを炸裂させるパターンが多くなってきた。組織的な性格が色濃くなりアンリ依存から素早く脱却できた要因でもある。

だがしかし・・・。今回は4-3-3。正確に言えば4-1-2-3。悪夢がよみがえる通称バルサシステム。
アンカーにはソング。シャビデコがデニウソンとセスク。デニウソンの方がやや前でトップ下に見えなくもない位置。シャビデコの2人が綺麗にピッチを2分して分担することによりお互いに負担を軽減。さらには3トップが積極的にプレスをかけていくことによって中盤の負担をさらに軽減。良いサイクル。最後のソングはひたすらカバーリング。仕事に没頭。

この一連の流れが素直にはまった。特にデニウソンの良さが出てくるようになってきた。パスミスは減らないけど。

ただこの形は中盤以前の選手にかなりの運動量を要求するわけで。どこまで通用するかは謎。07-08のようにどこかでぷっつんしてしまうと一気に崩れるかもしれない。あとセスクがちょっと走りすぎ。心配。


次にコロのところ。
コロの代わりは何人目だのトーマスくん。予想以上に良い。コロのような能力の伸びがあるかどうかはまだわからないけど、穴は埋められるのではないかという印象。
アフロにことごとく競り勝つ。あと裏を狙ったパスへの反応も早い。しかもデビュー戦で得点だなんて。これ以上ないってくらいの出来だったんじゃなかろうか。

でもアーセナル全体がもっと攻めかかった時にカウンターに晒されても大丈夫かは謎。強敵相手に負けている時でも後ろを任せられるなら問題はない。
ラインコントロールもさっそくやっちゃてるみたいでリーダー意識もあるような。ただアーセナルは異常なほどにラインが高いのでコントロールするなら慎重を期して欲しい。ギャラスじゃだめなので。



あとはアデのところ。ぶっちゃけ10ゴールの穴埋めって言えばとっても簡単な話なんだけど。
前線にかける人数を増やすことで解決ってことなのかな。中央にはロビンが入り左にアルシャフィン、右には背番号2倍でゴールも2倍なるかベントナー
ロビンはなかなかムリのきく選手になったね。あそこまで競り合いに積極的になるとは思わなかった。ストライカーとして覚醒するか。意外だったのはベントナー。やはりサイドで使ってあげるほうが生きるんじゃないかと。ドリブルは刮目ものだったし、得点に絡んだシーンも見事だった。
アルシャフィンはもっとやれるな。セスクがいなくなってからはよく試合を作っていたけど、周りに比べると印象薄。ただ前に繋ぐ意識はみんな見習うべき。セスクの得点シーンの粘りは見事。

そんな3人が時に後ろの2人を含めて激しくポジションチェンジを繰り返す攻撃。どこにいてもそれぞれが性格にポジショニングできていた。この辺はトレーニングの賜かな。誰がどこにいても同じようにプレスをかけられるってのは大きな強みになりそう。


こんな感じで一応の解答を用意したアーセナル。試合はどうなったかと言えば・・・・。6-1で勝利。1失点ってのがアーセナルらしいw
エバートンとしては散々だったんじゃないかな。アルテタがいれば大分変わったと思うけど。ジョーとアフロにボールが回らなくて詰み。

1点目はデニウソンの豪快なミドル。シーズン初得点がデニウソンってとこが今年の彼に期待をよせたくなってしまう要因だったりもする。なんでも良いけど、最近のこの時期はよくミドルが決まるよな。
このシーンでセスクが相手を引きつけた動きも見事だったんだけど、ロビンの生贄になる動きも見事でした。やる気ないレスコットは全く役に立たず。この出来ならシティはお買いあげを考えたほうが良いだろ。

直後にピンチを迎えるのだけど、デニウソンがライン上でクリア。してやったり。

その後にセットプレイから2点を取って試合終了。ギャラスセルティック戦でも点を取ってたけど、この時期よく得点するな。
エバートンは2点ともフリーにしてくれたんだけど、やばくないか?モイーズが頭抱えるのも良く分かる。


何を思ったかモイーズは後半すぐに3枚交代で作戦設定ガンガン行こうぜ。

セスクに2点もカウンターを決められる始末。サポーターもばいばい。高い金払ったんだから最後まで見て行けよw
アシストはアルムニアとか笑えるゴールもあったのだけど、エバートンは本当に走らなかった。


エドゥアルドがリーグでカムバックゴールを決める。9割アルシャフィンのゴールだけど、エドゥアルドが決めたってのはちょっと嬉しい。今シーズンは爆発してください。

最後におまけでサハに決められるのだけど、エドゥアルドも似たようなものだったしこれでおあいこで良いかな。ただエブエがちゃんとサハを見ていれば防げたものではある。



なんだかんだ好スタートが切れたのは良いこと。グラスゴーでもしっかり勝ったのでシティ戦、ホームでのセルティック戦、マニュア戦と良い流れでいってほしい。

てかマニュア戦は早すぎ。なんなの。ウィガンに歯が立たなかったビラとスパーズ(笑)にぶっ叩かれたリバプールはどうにかしないとまずいんじゃないか。
スパーズはスタメンが豪華すぎるんだ。リーガスタイルからプレミアスタイルに変更してマルブランク、レノン、キーン、ベルバトフのカルテットの呪いから解放されたかなと。

マニュアとチェルシーコミュニティーシールドしか見てません。
チェルシーアグエロなんて言ってないでトップ下を買ってるか、4-3-2-1にしちゃえばすげえ勝ちそうで嫌だ。マニュアは困った時のロナウドさんがいなくなったので否が応でも攻めざるを得なくなった。元祖ワンダーキッドとベルバトフルーニーははまればすごそうだけど、はまるのか。

復活。

PCがぶっ壊れておりました。今日から復活です。
プレシーズンのこととか、補強のこととか色々言いたいことがあったのですが、開幕しちゃったので仕方がない。
とりあえず、開幕戦のレポだけでもしておこうかと思います。