アメリカ

勝ち上がってきたのが奇跡に近いようなチーム。ドノバンは個人的にはベスト11候補。
4-4-2を綺麗に使うのが印象的。

サイドに大きく開くチームに弱いってのはコンフェデの時にブラジルに証明されてしまった。ガーナもバイタルを詰めてからサイドに開く作戦で攻めて正攻法でアメリカを倒したって感じ。
30分頃エドゥを入れてとりあえずガーナから主導権を奪うのには成功するんだけど前半はそこまで。ここで点がとりたかったね。後半あたまからフィルハーバーを入れて完全に流れを奪取。んで攻めに攻めてPKゲットで同点。
できれば2点とっておきたかったしとれたと思う。

だけどその流れもアッピア登場まで。鬼プレスがきかなくなってたガーナにもたらされたアッピアはまさに英雄。ボールのつなぎ方がものすごくうまい。アメリカの足も止まってきたので両チームとも延長で決めようってスタイルに。

延長開始直後にギャンに一発決められてアメリカは追いかける展開になってしまう。
んでも諦めないアメリカはすごい。ロングボールぼんぼん作戦に出てチャンスをつかめそうな雰囲気が出るのだけど立ちはだかるのはアッピア
ボールを繋いで時間を潰す仕事は見事でした。

アメリカは強いチームだし、特に監督の采配は見事だった。スポーツやらせたらやっぱりこの国である。
だけどなんていうか、今日はアメリカの日じゃなかったね。って感じ。なんと内容の無い。まあ仕方ない。それがサッカー。