イングランドvsUSAの雑感。

なんとも言えない戦いですね。いちおう旧宗主国vs植民地の戦い1戦目。
といっても眠かったのでほとんど何も覚えていない。ついでにイングランド6番手GKの男がやらかしてしまったのでさらに覚えていない。


イングランドは全体的にプレスを重要視しているようだった。プレスっていうかプレスの連動性っていうか。
攻撃としてはランパードをより戦術的に縛ってジェラードを自由にした感じ。伝統のサイドからのクロス作戦は今回も採用されたけど、相手にはオニェウがいるよってことでかなり低い球を心がけているようだった。そしてオニェウは強かった。
アメリカはコンフェデで見せた4-4のコンパクトなフラットラインを今回も維持。前回はブラジルのワイド作戦にやられたのだけど、あれから攻撃と守備の場面とでだいぶメリハリを覚えたようだった。

グリーンはやらかしたしジェラードはさっそくゴール後のスライディングパフォーマンスを見せてくれたわけだけど、個人的に前半のキーになったと思うのはカペッロの判断ですねん。
チェルンドロに制圧されていた右サイドをミルナーをSWPに代えることによって奪還しました。あれはでかかったかなと思いますね。ドノバンの選択肢を1枚削ったことになるんだし。ミルナーはイエローくらってたしね。2枚目出るのもなんか読めた。


後半最初からキングをキャラガーに代えるイングランド。キングはアディオスなんだって。かわいそうに。テリーの相棒は呪われているのか。
後半も基本的には前半と一緒。アメリカがイングランドのクロスを跳ね返しまくって終わり。

アメリカは堅いチームだなあと思いました。サイドに強烈な選手がいるチームだと自分たちの強みはつぶされるわ、4-4フラットラインのモロ弱点だわってことでやばいかもしれないけど。
次のスロベニア戦がすべてを決めそう。