FIFA Confederations Cup SouthAfrica 2009

Semi-finals-24 June 2009 20:30 - Free State Stadium - Mangaung/Bloemfontein


Spain 0-2 USA


Referee Jorge LARRIONDA (URU)

Goals scored
Jozy ALTIDORE (USA) 27'
Clint DEMPSEY (USA) 74'


Spain


1Iker Casillas

3Gerard Pique

5Carles Puyol

7David Villa

8XAVI

9Fernando Torres

10Cesc Fabregas (⇔20 Santi Cazorla 68')

11Joan Capdevila

14XABI Alonso

15SERGIO Ramos

18Albert Riera (⇔22 Juan Manuel MATA 78')


SUBS NOT USED


13Diego Lopez

2Raul Albiol

4Carlos Marchena

6Pablo Hernandez

12Sergio Busquets

16Fernando Llorente

17Daniel Guiza

19Alvaro Arbeloa

21DAVID Silva

23Pepe Reina


USA


1Tim Howard

3Carlos Bocanegra

5Oguchi Onyewu

8Clint Dempsey (⇔2 Jonathan Bornstein 88')

9Charlie Davies (⇔22 Benny Feilhaber 69')

10Landon Donovan

12Michael Bradley

13Ricardo Clark

15Jay DeMERIT

17Jozy Altidore (⇔4 Conor Casey 83')

21Jonathan Spector


SUBS NOT USED



18Brad Guzan

6Heath Pearce

7DaMarcus Beasley

11Marvell Wynne

14Danny Califf

16Sacha Kljestan

19Freddy Adu

20Francisco Torres

23Luis Robles



ここまで書くのが凄くめんどくさい。ベンチ多すぎだろおい。
かなり出遅れた感があり、色んな考察がネットにもあがってるんでしょうが、僕も僕なりにやりますよ。
もう一つのセミファイナルはやりませんけど。南アフリカの健闘ぶりが目立ちましたよね。格上相手に勝負する時は相手以上に動くのが手っ取り早いってのが良く分かる試合でした。録画したんでガキどもに見せなければ。

んで両チームのスタメン。
スペインはまたシャビが居る・・・。彼にバカンスは来るんだろうか。休み無しで働けるほど若くはないと思うのだけど。デル・ボスケも酷いことする。バルセロニスタだからどうでもいいのか。そして最大の謎はリエラ。シルバでない理由を3行で良いので教えて欲しい。
あとはセスク・シャビ・アロンソっていう中盤で何をどうしたいのか。セスクが浮く気がするぞー。

アメリカは懐かしのドノバン。ハゲ。とアメリカの若手っていうとアドゥってイメージだったのだけど、今はブラッドリー、アルティドールが一歩抜け出してるぽい?アルティドールは何気にスペインはシェレスでプレーだそうで。昇格したことだしアピールタイムだね。


試合開始。大方の予想通りスペインが攻める攻める。もうちょっと考えれば?ってくらいに攻撃一辺倒。こういうスペインは昔のスペインであって、危険な香りがぷんぷん。
これまでのスペインの強さは詰まってもCB、主にピケだけど、までボールを戻して落ち着かせて・・ってプレーができるようになったことが大きかった。
でも今日はピケ空気。ボール回ってきませーん。

攻めて攻めて攻めまくって点が入ってるなら文句はない。問題はあるけど、試合は進んでるんだから。でも今回は点が入らない。バルサvsチェルシーがこんな感じだったと思った。

なぜに点が入らなかったのだろうか。スペインが一手足りなかったのか。アメリカが堅かったのか。

さてさて前者の場合。
スペインのシステムは4-1-3-2。リエラとセスクの位置とシャビを並べるのは微妙なんだけど、シャビがめちゃめちゃ高かったので良いとよしとしよう。
相手のシステムがフラットな4−4−2だったのでそのギャップに選手を並べようっていう作戦なのかもしれない。それにしてもFWを増やしてきたアメリカをアロンソだけで止めるのはちと難しすぎやしないか?
って言っても今のスペインには底でボール回収の役割を果たせる専門の選手がいない、と言って過言じゃない。セナいないし。アルベルダの復活ってのはスペインじゃあんまり認められてないのかな。

まぁボールはスペインが保持し続けたわけで、アロンソはほとんど攻撃してたようなものだったけど。
で、序盤はCBまでボールは戻らないので攻撃の発信地はアロンソになる。この点は問題ないように見えた。前を向くのに苦労しているわけではないし。シャビへボールが通る、通る。ボールを受けたシャビは当然2トップへボールを供給するわけだけど・・・・。

こっからアメリカのディフェンスはどうだったのだろうか。というかシステムかな。
相手のCBはほとんどボールを持ってやってこないため無視してOK。3人に増えたFWは中盤へと降りてきてボールを追いかけられる、と。狙うは左サイドカウンター一本。まぁそうか。セスクが中央に出張るから空いてしまうスペインの弱点。
ボール運びは素早く、確実に、安全に。どっかの宅配業者みたいだけど。本当にそんな感じ。さっさとFWまでボール送ってシュート。スペインのカウンターを警戒したんだろうけど、かなり効いていた。上手いなアメリカ。

で 徐々にアメリカの攻撃が形になるにつれ、スペインも頭が冷えてきたらしい。特にカシージャス。レアルでやってるからカオスな状況には慣れてるんだろうけど、相変わらずスーパーな飛び出しを見せてくれました。彼と違ってラモスは散々だったね。レアルを出た方が良いと本気で思います。何か絶対おかしくなってるもん。来シーズンはもっと酷いことやらされそうだし。

頭が冷えたスペインはとりあえず考えて攻めようと。攻め急ぐことはなくなった。でも違うかもしれない。アロンソがパスの出しどころ探して迷ってただけかもしれない。
スペインはさらに攻勢をかけて攻め入るのだけど、先制したのは何故かアメリカだった。どういう絡繰りだ。

攻撃の発信点は左サイド。左サイドにアルティドールが張り付くことによって、カプテビラの攻撃参加をセーブ。んでカプテビラとマッチアップすることになるから、あとはアルティドールがカプテビラに勝つのを待つだけと。んで、結局勝ちましたと。
カプテビラをふっとばしたアルティドールはレアルが買うんでしょうか。あはは。


前半残りの15分間はスペインが攻める攻める。リエラ以外ね。てかラモスとリエラ以外。サイドから攻められないからセスクがボールを触るシーンが増えるんだけど、なんだか遠慮しているような自分のスタイルを発揮できてないような。シャビじゃまだなーと見ていたんだけど、ひいき目をなくして常識的に考えれば邪魔なのはセスク。


後半はほとんど何も起こらず。シュートシュートまたシュートでスペインが攻め続けるのだけど、アメリカが堅い堅い。
サイドは捨ててOKで中央さえ割らせなければ良いって考え。リエラやらラモスやら代わったマタやらカソルラやらがボンボン放り込むんだけど、受けての状態がアレなので。クロスやめてスルーパスでも、って考えてもアメリカの後ろにスペースがございません。攻め手を欠く上にハワードをオニャウはもの凄いアピールを見せた日で。

後半も終わりに近づいたころにアメリカのカウンター炸裂で万事休す。セルヒオ・ラモスはほんと良いところないな。


でスペインはその後も愚直に攻め続けて試合終了。
スペインは変わろうとしていた、確実に。デル・ボスケアラゴネスを完全に踏襲するつもりはないようで。
シャビ・アロンソセルヒオ・ラモスの処遇がもの凄く気になります。


って3位決定戦も終わりましたけどね。南アフリカやるなぁ。
やっぱりシャビ・アロンソに振り回される結果となるスペイン代表でしたね。
でもまぁ、コンフェデの呪いとか考えるとここらで負けておいて正解だったかなと思います。これでW杯優勝の望みはまだある・・・と。